Illustratorで葵の葉を描くチュートリアル -和素材作り-

Illustratorで葵の葉を描くチュートリアル -和素材作り-

今回はIllustratorで葵の葉を作ってみたいと思います。葵紋は徳川家の家紋にも使用されており、メジャーな和紋だと思います。

また、当ブログで紹介しているチュートリアルはベジェ曲線を極力使用しないものが多いです。楕円ツールなどあるものを利用するだけでも色んな物を作れますよ。

Illustratorで葵の葉っぱをつくる

  1. まずはハートを作ります。Illustratorで新規ファイルを作成。[楕円ツール]で200px×200pxの楕円を描く。
    手順:楕円を作る
  2. [アンカーポイントの切り換えツール]で図のアンカーポイントをクリックする
    手順:アンカーポイントの切り換えツール
    手順:アンカーポイントを切り換える
  3. [ダイレクト選択ツール]で図のアンカーポイントをクリック。Shiftを押したまま下へ移動させます。
    手順:ハートを作る
  4. [ダイレクト選択ツール]でハンドルを持ち上に引き上げます。
    手順:ハートを作る
    手順:ハートを作る
  5. [アンカーポイントの切り換えツール]で左側のハンドルをクリック。そのまま上に折り曲げます。

    手順:ハートを作る

  6. ハートができました。
    手順:ハートに重ねる
  7. ハートを逆さまにし、[選択ツール]で選択。少しだけ高さを潰します。
    手順:逆さまにして高さを調節
  8. 続いて葉脈を作ります。[楕円形ツール]で20px×20pxの円を描きます。
    手順:楕円を作る
  9. [アンカーポイントの切り換えツール]で図のアンカーポイントをクリック
    手順:アンカーポイントの切り換え
  10. ハートに重ねて、ハートの高さに合わせて伸ばす。
    手順:ハートに合わせて伸ばす
  11. 手順10で伸ばした葉脈がアクティブな状態な状態である事を確認し、[回転ツール]を選択。Altを押したまま、図のポイントをクリック。
    手順:回転ツール
  12. 回転の角度を15度に設定し、[コピー]をクリックします。
    手順:回転ツール設定
  13. Ctrl+D(Windows) で回転を繰り返します。
    手順:Ctrl+Dで繰り返す
  14. 複製した葉脈をハートの中に収めます
    手順:葉脈をハートの枠の中に収める
  15. 右側にも同じものを複製しましょう。手順14で作った葉脈を全て選択した状態で、[リフレクトツール]を選択。Altを押したまま、図のアンカーポイントをクリック。
    手順:リフレクトツール
  16. リフレクトのオプションは、[垂直]で、[コピー]をクリックします。
    手順:リフレクトツール設定
  17. 図の赤で塗りつぶした部分は重複しているので、一つ削除しておいてください。
    手順:重複部分を削除
  18. [ダイレクトツール]で、図のアンカーポイントを選択。Shiftを押したままハートの枠に重なるように伸ばします。上手く重なり合わないときは、ハンドルで調整。
    手順:短い葉脈をハートの輪郭に合わせる
    手順:ダイレクト選択ツールで調整
  19. 左側ができたら、[リフレクトツール]で右側にも複製します。
    手順:調整後
  20. 葉脈の重なり合いを調整します。前、後、前・・・と交互になるように重ねます。
    手順:葉脈の重なりを調整
  21. [スパイラルツール]を選択。オプションは図のように設定します。塗り:#ffffff, 線:#000000としています。複製して2つ作ってください。
    手順:スパイラルツール設定
  22. バランスを見ながら、ハートに重ねて完成!!
    手順ハートに重ねて完成
    葵文様サンプル

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