2017年4月5に和風デザイン勉強会~WEBデザイン編~を開催しました。
内容を簡単に振り返ってみます。
見た目と機能を兼ね備えた和風表現とは
前回同様今回も、様々なジャンルの方にご参加頂きました。全員自己紹介を行った後、勉強会のスタートです!
和風とは?デザインとは?
最初に「和風デザイン」の定義を確認しました。本勉強会での「和風デザイン」の定義を共有します。
WEBデザイン基礎
まず、WEBサイトを作ろうと思った時、どのような工程が必要なのか。WEB業界以外の方にも分かるように簡単に流れを説明。
「そうだ、サイトを作ろう!」→即デザイン・・・ではないのですよ~というお話をしました。
和風デザインのサイトを分析
今回紹介させて頂いたのは高野山真言宗 総本山金剛峯寺のサイト。
和風表現だけではなく、ユーザービリティ配慮もしっかりされている優れたサイトなので紹介しました。
このサイトを見ながら「和風表現として工夫しているところは何か」を参加者に探してもらいました。私は「和風」という曖昧なものを知るには、傾向を知ることが大切だと考えています。
多くの人が「和風」だと感じるポイントは何なのか?を紐解いていきました。
和風にサイトをリニューアルしよう
前半の高野山真言宗金剛峯寺のサイトを使ったワークは、多くの和風表現を見つけ出すことができました。明朝体、縦書き、配色、お寺の写真・・・などなど。
後半は高野山のサイトから学んだ事を活かして、和風デザインを考えてみるワークを行いました。「知っている」と「できる」では大きな差があります。
後半のラフを描くワークでは悩んでいる様子も見られました。
みんなでシェアしよう
描いてもらったラフをみんなでシェアしました。
今回はWEBサイトリニューアルのワークなので、機能面も考える必要があります。少々難易度が高かったかな?と思ったのですが、アンケートによると「ちょうど良い」だそうです。ユーザーの視点と、サイト側の視点。双方を繋ぐ為に、試行錯誤して貰いました。
- ヘッダー、フッターなどポイントに和柄を入れる
- アイキャッチになるアイコンにこだわる
- フォントに拘る
- 直線と曲線のバランス、円の使い方
- 動画の見せ方
など様々なリニューアル案が出ました。
次回に向けて
次回は2017年5月10日(水)。WEBバナーに焦点を当てた会にします。
広告バナーだけではなく、サイトのメインビジュアルも含めて事例を紹介しようかなと。
あと、数値化を目指すべく、今回からアンケートも導入しました!
可愛い、かっこいいと同様に「和風」は人によって感じ方が異なります。
そんな曖昧なものでも、多くの人が「和風」だと感じるポイントを探る事で、デザインワークに活かせたらなと思っています。
個人的な課題としては、ご参加頂いたみなさんにより多くの情報を提供できるように頑張ります!
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