以前から3DCGに興味があってフリーの制作ソフトblenderをインストールしたのですが、どうも自分にはハードルが高い・・。もっと手軽に楽しめるものは無いかなーと探していた時に見つけたのが「123D Creature」。
元々有料のアプリだったようですが、2013年6月現在無料となっています。
iPad上で手軽に楽しく3Dキャラが作れちゃうので、興味のある方は是非試してみて下さい!お勧め!
無料!?粘土遊びの感覚でキャラクターが作れてしまうアプリ
[browsershot url=”https://itunes.apple.com/jp/app/123d-creature/id594014056?mt=8″ width=”400″]123D Creature
Autodesk 123D Creature なら、幻想的な 3D キャラクタをプロのように作成できます。
生物をデザインしたら、細部をスカルプトして、スキン/ファー/羽毛/想像上の部位をペイントします。編集した生物は、イメージまたは 3D モデルに書き出せるほか、3D プリンタで彫刻にもできます!
海外のアプリなので、最初は英語に戸惑うかもしれませんが、触っている内に感覚で分かってきます。
慣れれば5~10分で簡単なキャラクターが作れます。このキャプチャの猫(のつもり)は、10分以内で作りました。
嬉しいことに3Dモデルへの書き出しや、最近話題の3Dプリンタ出力もできるみたいです。
早速機能についてご紹介します。当ブログは「和」をテーマにしているので、かんざしを作ってみました。
123D Creatureでかんざしを作ってみました メイキング
Create・・・ポイントの追加/削除
まず[Create New]を選択すると、こんな画面になります。この人型をベースに形作っていきます。
今回作るのはかんざしなので、不要な関節を削除します。
画面左下のメニューから[Create]を選択します。ここでポイントを追加したり、削除する事ができます。
ではまず、手を消してみましょう。[Create]がアクティブになっている事を確認してから、不要な手のポイントをタップします。
すると画面上にメニューが出現するので、[ゴミ箱]マークを選択。これで手のポイントが消えました。左右対象が対になっている箇所は片方を消すと、もう一方も同じ効果が適用されます。同様に足も消しました。
Shape・・・オブジェクトの太さを調整
Shapeで太さの調節を行います。人型のキャラクターで言うと、肉付きを調節するのがこの機能です。
ポイントを打ってある場所を基準にガイドが表示されるので、ドラッグして太さを決めます。かんざしなので細く細く。
Pose・・・360度回転・確認
複雑な形のキャラクターを作りたい場合は、Poseで都度確認を取りながら全体バランスを調整します。正面はOKでも横顔が・・・とならないように。
move・・・ポイントの移動
全体を細長くする為に、moveでポイントを移動しました。ポイントをタップして、ドラッグで伸びます。短くしたい場合は反対向きに移動。
Scale・・・拡大縮小
パーツの拡大縮小はここで。今回は使用していませんが、操作は他と同じくタップ、ドラッグ。
Bake Skeleton
作りたい形ができたら、「Bake Skeleton」を選択します。ここから更に細かく装飾する事が出来ます。
Sculpt・・・彫刻。細かい装飾や不要な部分を削る
今回は使用しませんでしたが、Sculptで細かい凹凸を作ったり、不要部分を削ぎ落としたりする事ができます。粘土で造形する際に、ヘラで、顔を掘ったり、不要な部分を削ってシャープにしたりしますよね。それと同様の機能です。
Paint・・・着色
作成したオブジェクトの色を付けます。PhotoshopやSAIを使った事がある方なら、感覚で操作が分かると思います。
拡大すれば塗りやすいです。スライダで、ブラシサイズと透明度を設定できます。
他にも[Image Paint]とう機能があって、あらかじめ用意されたテクスチャを貼り付ける事ができます。
Render・・・背景・光等の指定
Renderは背景色や効果、光の角度などを調節できます。背景には自分で撮影した写真を取り込む事も可能です。
如何でしたでしょうか。小学生くらいの子供に渡したら、想像力豊かに色々なものを創りだすんじゃないかなーなんて思いました。123D Creatureはコミュニティがあり、他のユーザの作品を見る事ができるので、それだけでも楽しめますよ!
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