5月ということでIllustratorで鯉のぼりを描いてみました。極力ベジエ使わない方法で作ってみました。手順が多いのでメイキングをいう形でご紹介します。
Illustratorで鯉のぼりを描く手順
完成イメージはこちら。
- Illustrarを起動し、新規ファイルを作成。[楕円形ツール]で縦長の楕円を描きます。
- 続いて[長方形ツール]で胴体にあたる部分を作ります。この数値はあくまで目安で、後に形を整える際に伸ばしたりしてます。
- 更に小さい長方形を作ります。この長方形にウロコを敷き詰めていきます。
- 二つの長方形を整列させます。[キーオブジェクトに整列]で左右中央、上揃えにします。
- 続いて目を作ります。[楕円形ツール]で円を描く。更に小さい円を描いて重ねます。
- [ブレンドツール]を選択。Altを押したまま目をクリックで[ブレンドオプション]が開きます。[ステップ数:1]にしてOK。
- 適用後。着色しておきます。
- 続いて、ウロコをつくります。目と同じ要領で円を二つ重ねます。
- 二つの円を重ねて、画像のアンカーポイントを選択、Delete。半円形にします。
- 目と同様に、ブレンドツールでステップ数1にしてOK.パスを分割して着色しておきます。
- 続いてウロコのパターンをつくります。
【CS5以前の環境の場合】90度傾けて隙間無く並べます。ウロコレイヤーの下に新規レイヤーを作成します。ウロコ一つ分にガイドを引いてガイドの大きさに合わせて[線なし、塗りなし]の長方形を描きます。説明の便宜上画像では黒く塗りつぶしています。 - ウロコと長方形を選択して、スウォッチパネルにドラッグ。ウロコのパターンが作成されます。
- 【CS5以降の環境】ウロコを90度回転させ、[オブジェクト]-[パターン]-[作成][レンガ(縦)]を選択し、プレビューを見ながら調整。
- 続いて尾ひれの着色。縦長の長方形を作る。
- 尾ひれのラインを引きます。直線ツールで線を引いたあと、先の尖った形状に変更。
- 複製してバランスを整える。
- [アンカーポイントの追加]ツールで二箇所追加します。追加した点をダイレクト選択ツールで左に引っ張りくぼみを作ります。
- 丸みを作り、形を整えます。
- [楕円ツール]で円を作る。うろこと同様に、半円にします。
- 目の下に重ねて全体のバランスを整える。胴体を細長く調整しています。
- 最後に、[ペンツール]でひげとヒレを描いて完成!
![[アレンジ]変形を使って動きを付けてみました。](http://irohacross.net/wp-content/uploads/2014/05/koinobori_371.jpg)
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