当ブログは「和」をテーマにお送りしていますが、一言に和と言っても色々ありますよね。
今日は、昭和の時代によく目にしたレトロポップについてご紹介。
象印の特設サイトで昭和のレトロポップの代表「象印の花柄ポット」の歴史を見る事ができるんです!!!
レトロポップの代表、象印の花柄ポットを楽しめるサイト
では早速ご紹介いたしましょう!象印の企業オフィシャルサイト内にある「garary」
だれもが一度は食卓で見た覚えがあるはずの「花柄ポット」。
高度経済成長期を経て、日本の暮らしが豊かになり始めた昭和42年に誕生以来、大ブームとなり、
昭和の家庭には欠かせない存在となりました。
そんな「花柄ポット」の柄(GARA)たちは、時代の空気を感じさせてくれるとともに、実は今見てもとても魅力的なものばかり。
「GARARY(ガラリー)」は、そんな懐かしくも魅力的な「花柄ポット」の柄の世界を存分に味わっていただけるギャラリーです。
初めて見る人でもどこか懐かしさを感じる人も多いのではないでしょうか。この「GARARY」で紹介されている花柄ポットは現在全て販売終了しているとの事。
まとめて確認できるこのサイトはとても貴重ですね!
GARARYで紹介されている花柄は、壁紙&便箋として無料ダウンロードすることができます!
利用は非営利、個人の使用範囲内に限定とのこと。詳しくは象印花柄ポットギャラリーサイトGATARYをご確認ください。
昭和レトロ柄と言えば1970年代のデザインが伝わりやすいと思います。ここでは70年代のデザインを中心にご紹介します。
1970年の花柄ポット:花雲
GARARYに紹介されているポットで一番古いのがこちらの1970年発売の「花雲」です。
※ダウンロードはGARARYにて行ってください。
1972年の花柄ポット:花だん
札幌オリンピックが開催されたのがこの年。
1973年の花柄ポット:メロンブーケ
ポットの形状に少し変化が見られます。現在主流の「押すだけ」が登場。
花のイラストも線が太くなっており、レトロポップの王道的デザインになっています。
1974年の花柄ポット:ニューロゼット
セブンイレブンの登場がこの年らしいです。
1974年の花柄ポット:シルキー
大きな花がポット一面埋め尽くしており、これまでとは少し違う配置ですね。
1990年の花柄ポット:フローラ
1972~75年あたりが現代で言う「昭和レトロポップ」の参考になりそうです。鮮やかな単色と簡略化された花柄が王道として伝わりやすいかと思います。
ディテールが省略されたシンプルな花の描き方は以前当ブログで紹介しました。当記事の最後に改めてリンクしますのでご参考までに。
1990年の花柄ポット:胡蝶蘭
GRARYに掲載中のポットの内、一番最近のデザインがこの胡蝶蘭です。時代は平成に入っており、「レトロポップ」からは卒業しているのが分かります。
ポットの形状もより近代的になりました。
最後に
象印には「まほうびん記念館」もありますので、興味を持った方は足を運んでみてはいかがでしょうか。
定期的に企画展が開催されており、現在は「有田焼とまほうびん展」開催中です。(2016年7月現在)
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