Googleに著作権侵害サイトを報告したら、本名が公開されるので気を付けて

Gooleに、著作権侵害(いわゆるパクリサイト)を連絡したら、Googleの検索結果から除外してくれます。
せっせと時間をかけて書いた記事をパクられたら許せませんよね?でもGoogleへの連絡は少し考えてからにしましょう。貴方の本名が全世界に公開されてしまいますよ。

怒りにまかせるのはちょっと待った!Google八分の怖い落とし穴

グーグルにパクリサイトを報告したら、本名がバレるっていうのはネット上では常識なのかもしれません。
でも、私の場合、そんな通報する機会も無く、まさかパクリ被害にあうなんて思ってなかったので、「うっかり?」通報してしまったのでした。その時のことをシェアします。

文章でも挿絵でもパクリサイトはGoogleに通報して対処して貰える

Googleに、「このサイトは私のサイトの記事を無断転載しているので、検索結果から除外してください」との旨を申請する事ができます。

私はある日、自分の描いた挿絵が他のブログで使われている事を見つけてしまいました。
記事なら、偶然似てしまう事もあると思うのですが、挿絵はどう見ても自分が描いたやつだ!と100パーセント疑いなく気づきました。
しかもそのブログ、他の記事を見ても、引用元とか一切書いてなくてパクリ常習なんですよね。
そんで検索上位っていう・・・

ウチの記事がパクリ認定されてるかも!?

そして前から気になっていた不可解な事。パクられ元のウチの記事、極端にアクセスが少なかったのです。
もしかして、こちらが無断転載判定されているのかな???画像でもそういう判断ってできるのかな?と不思議におもいつつも、もやもやしていました。

放っておくと負の連鎖は続く

無断転載されていたのは、シンプルな挿絵でした。まさかこんなの使う人いるのかな?という位簡単なもの。
油断禁物ですね。まさか使われていました。引用を明記せずに。
そして、そのパクリ記事が検索上位になっているものだから、そのパクリサイトから、更に画像をパクっている人続出。びっくりしました。画像検索したら複数件でてきましたよ。。。いやぁびっくり。

これはひどい・・・Google先生にお願いしよう!(本名含め、申請内容は全て公開されます)

画像にコピーライト明記しなかった自分も不注意だとは思いますが、ここはGoogelに連絡して検索結果除外して貰おうと思い立ちました。
著作権侵害の報告フォーム
フォームの指示に従って入力していきます。
私の場合は画像だったので、どの画像の事なのか分かるように説明をいれました。

goole削除申請1
ここで気を付けなければいけないことが!!!
パクられ元(自サイトのURL)と相手のURLを入力する箇所があるのですが、間違えないように確認してください。
これ逆にしちゃうと、自分のサイトがGoogleの彼方へ飛ばされてしまいます。
goole削除申請2
申請が完了すると数日待つことになります。

申請中のステータスを確認する事ができる

申請したら、即時削除されるわけではありません。数日かかるのでその間は、Googleのウェブマスターツールからステータスを確認する事ができます。
goole3

承認されると、検索結果ら除外される

Googleから連絡がありと、対象のサイトが検索除外されている事を確認できます。
しかし、検索結果の一番下に

米国のデジタルミレニアム著作権法に基づいたクレームに応じ、このページから1件の検索結果を除外しました。

というメッセージと共にリンクが張られています。そのリンクをクリックすると、削除申請の内容がそのまま誰でも閲覧する事ができるのです!

削除申請を取り消す事も可能

全世界に本名が公開されているなんて、落ち着かない。そんな人は取り消しを要求する事もできます。
私は、仕方なくそうしました。
Googleのフォーラムに取り下げをお願いするコメントを書けば対応して貰えます。

DMCA(デジタルミレニアム著作権法)
ここにコメントすれば、担当の方から、返信がもらえます。コメントの書き方は他の方のを参考にしてみてください。
細かく書かなくても、著作権侵害による削除を依頼した時に発行された「確認ID」と、「削除を取り下げしたい」と記載すれば対応して貰えます。ここに自分の本名や連絡先を記載する必要はありません。

数日後、削除手続きが完了したら再び連絡をもえらます。

取り下げたら、やっぱり検索結果には表示される

当たり前なのですが、google八分を撤回したら、そのパクリサイトは再び検索に載ります。
私の画像が使用されていたページを確認すると、該当の画像は削除され差し替えられていました。
申請内容が見事にバレたって事ですね。相手に本名がバレているかもと思うと怖いのですが・・。
でも他の無断転載と思われる画像たちはそのままでした。歴史的文化財の絵とか絶対自分で描いてないと分かるものもそのままでした。

画像無断使用への請求代行サービスもある

COPYTRACKというサービスは、画像の無断使用について慰謝料請求を行ってくれます。
私は使用した事がないのですが、こういうサービスを使うのも方法の1つかも。
COPYTRACK
copytrack

まとめ

無断転載、著作権違法のサイトは、Googleに報告する事でお仕置きしてもらえるが、こちらの本名・申請内容は全世界に公開されます。
ページまるまるコピーされた人は、それもやむなしですが、ご自身の判断で行って下さい。
私は画像1つだったので、今回は取り下げました。なんだかなぁ。