CUBE、ピノッキオ、DUNE…今月観た映画2021年11月

2021年11月今月観賞した映画。
最新作も古い作品も色々あります。
※既に公開済/公開中作品の為ネタバレ含みます。

DUNE 砂の惑星(2021年)

圧倒的映像美。シリーズの第一弾で、これからの展望が楽しみ。
若い主人公が、子供のような無邪気さを見せる一面も良い。
特殊能力を持って生まれているが、まだ使いこなせない様子で次作品では能力を使った戦闘も期待できるのではないだろうか。
とにかく母が強い。そして美しい。

ほんとうのピノッキオ(2021年)

ダークメルヘン。こちらも映像美。実写化された美しくもシュールなキャラクター達とピノッキオの冒険を描く。
ストーリーの大筋は、悪い子ピノッキオが良い子になる流れであるが、そんなに悪い子には見えなかった。やんちゃ少年レベルで、最初から父親想いの優しい子。

ハロウィンKILLS(2021年)

ただただ、大量の善良な市民が凶悪殺人鬼によって命を落とす映画。
ミスリードを誘うような引っ掛けはないので、良くも悪くも空っぽの頭で観れる作品。混乱した市民が暴走し、無実の人間を追い詰めてしまうシーンは現実でもありえる展開だと思った。狂った正義が1番怖い。何もできない人々が気持ち一つで立ち上がり、あっけなく惨殺されてゆく様子も居たままれない。
人は簡単に狂う。正常な判断力ができる人がどの世界でも生き残るのかもしれない。

ラストサムライ(2003年)

懐かしい作品であるが、色褪せない魅力がある。
たか(小雪)の荷物をネイサン・オールグレン大尉(トム・クルーズ)が持とうとした時、「日本の男性はそのような事をしません」と拒否。しかし、「私は日本の男性ではない」と言って手伝うシーンが何か良かった。大尉がサムライに惹かれたのは、勝元盛次(渡辺謙)の人間的魅力が大きかったのでは無いだろうか。対話を好み、学ぶ姿勢を持っている。堂々して礼儀正しく、勇ましく、そして強い。実際の武将はそこまで完璧な人がいたのだろうか?真実は分からないが完璧なまでにカッコイイ男=サムライとして描かれているのは誇らしい。

47RONIN(2013年)

主演キアヌ・リーブス。
日本が舞台ではあるが、フィクションの要素が多く不思議な世界観。巨大なモンスターや、天狗等が登場し、キアヌも出自が不明の謎の男という設定。忠臣蔵がモデルではあるが、日本人が想像するそれとは全くの別物。外国人監督ならではの感性が光っている。真田広之さんを始め、柴咲コウさん、浅野忠信さん、赤西仁さんなど日本でも人気の俳優陣が多数出演している。

犬ヶ島(2018年)

ストップモーションアニメ作品。
謎の疫病「犬インフルエンザ」蔓延につき犬達がゴミの島に隔離されてしまう。
飼い犬を探すために単身上陸した小林少年と犬たちの大冒険を描く。
ちょっとシュールな感じとかサブカル好きな人は好きかもしれない。
小林少年が大怪我したまま平然とストーリーが進むのが何とも言えない。

CUBE 一度入ったら、最後(2021年)

ビンチェンゾ・ナタリ監督のCUBE日本版公式リメイク。主演菅田将暉。
残酷な死亡シーンを思い描く人がいるかもしれないが、グロさは抑えている印象。
CUBEに閉じ込められた人々のキャラクターが社会の縮図のようで面白い。
菅田将暉さん演じる後藤裕一と、岡田将生さん演じる越智真司が年齢が近い割に負担の掛かり方が全く違うのがリアルな「そいう人いるよね感」を醸し出している。後藤の負担がやたら大きい。しかしながら、越智の悲痛な叫びに共感を覚える人が多いのではないだろうか。どうしようもない人生に絶望して狂乱する彼を憎みきれない。少年がキーマンなのは、お約束的ではあるが、思った通りで安堵した。ネタバレになってしまうが女性と子供が安全圏なのは日本での反応を考慮した結果なのか。そんな事を言ってしまえば、じゃあ成人男性は酷い目に遭っても良いのかという話になってしまうが…。

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