昭和レトロデザインの参考になるおススメ書籍はこれ!

 昭和レトロデザインの参考になるおススメ書籍はこれ!

「昭和っぽいデザインでお願いします。」と言われたとき、参考になるのはデザイン本よりリアル。
今回は昭和の時代を象徴するデザインインスピレーション満載の書籍をご紹介します!

実例デザインの宝庫!昭和のレコードデザイン集

昭和のデザインが好きな人には勿論ですが、デザイナーさんにもお勧めの1冊。
是非目を通して欲しいです!オールカラーで、各レコードが大きく掲載されているので
パラパラと眺めているだけでも大変参考になります。
1950年代~1970年代のレコードジャケットを掲載しています。各時代の違いを楽しむのもあり、デザインに活かすのもありです。
レコードは当時高級品だった事もあり、丁寧に作り込まれています。レコード帯のタイポグラフィ集もあり、昭和のタイポグラフィの勉強になります。レコードに帯があるのは日本だけだそうです。
その拘りを感じつつ、デザインに活かしてみては如何でしょうか。
昭和のレトロデザインには外せない一冊。本当におススメ!

配色やイラストのタッチもですが、何と言ってもフォントが「昭和」っぽさを表現するのに重要な要素です。
昭和デザインに役立つフリーフォントはこちらで紹介しています。

昭和デザインのインスピレーションに!20世紀我楽多図鑑

なんでも鑑定団で有名な北原照久先生の著書です。

北原先生と言えばブリキのおもちゃのイメージかもしれませんが、それだけではありません。
おもちゃ、マッチ箱、ポスター、ブロマイド、薬局マスコットなどなど・・・。あらゆるお宝のコレクションが掲載されています。
昭和30年代のサンタクロースなんて興味ありませんか?今ではサンタクロース=赤ですが、当時はそうとも限らなかったようです。
デザイナー的視点で見ると、参考になるのは、ガラス瓶。細工もラベルも綺麗です。
またデザイン的に根強い人気のマッチ箱も収集されています。
こちらの本は全ページデザイナー向きというわけではありませんが、インスピレーションの宝庫なのは間違いありません。
昔懐かしい感覚や、ワクワクするようなインスピレーションを得る事ができます。
そして機会がれば、展示会などに実際に足を運んでみる事をおススメします。本を通じて見るのと実際に見るのでは違った印象を受けると思います。
2013年に東京で開催された北原先生のお宝コレクション展のレポートはこちら。

北原先生の展示会の素晴らしいところは、撮影が許可されている事。(受付で確認しました。)
20世紀我楽多図鑑に掲載されていない秘蔵お宝の展示もあったりと非常に価値の高いイベントです。
北原照久のお宝コレクション展へ行ってきました
北原先生関連情報はおもちゃ博物館のサイトでチェックできます。

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