日本の伝統文様まとめ第二弾。伝えたいメッセージや季節柄に合わせて取り入れて見て下さい。
第一弾「幾つ知ってますか?日本の伝統文様20選」と合わせてどうぞ!
デザインのお供に!日本の伝統文様集めました 第二弾
網目(あみめ)
- 魚や鳥を撮る網の目を文様化したもので、近世になって用いられるようになった
葵(あおい)
葵紋の作り方はこちらの記事紹介しています。
- Illustratorで葵の葉を描くチュートリアル -和素材作り-
- 三葉葵は徳川家の紋所として用いられた
- 江戸時代は葵紋の使用は厳禁だった
瓢箪(ひょうたん)
- 昔から実を乾燥させて酒の容器にしており、洒落た紋様とされる
- 男性の羽裏や中年向きの着物の帯などに使われる
金魚(きんぎょ)
- 室町時代に中国から伝わり、最初はぜいたく品だった。
- 夏の風物詩として庶民にまで広まったのは江戸時代中期といわれる。
- 大正から昭和期にかけて夏の着物や帯、浴衣などに広く用いられた。
金魚の作成方法はこちらで紹介しています。
雪(ゆき)
10種類の雪紋を紹介した記事はこちら
- シンプルでデザインワークに重宝する雪紋10選
- 降る雪を花に例え、雪花とも言われる。
桜楓(おうふう)
こちらの画像は粋屋さんよりお借りしました。
- 春の桜に秋の楓を組み合わせてひとつの文様にしたもの
- 季節を問わない紋様
波(なみ)
- 様々に変化する波の形を紋様化したもの
- 立波、荒波、女波、男波などがある
- 他の紋と組み合わせて幅広く使用される
- こちらにも素敵な波素材がたくさん配布されています。色んな波がめっちゃいっぱい【無料イラスト素材】| ベクタークラブ
菊菱(きくびし)
- 菊の花を菱形に配置した文様
兎(うさぎ)
- 中国では古くから用いられ、日本でも玉虫厨子などに見られる
- 唐草兎、や月兎(げっと)と呼ばれるものもある
唐草(からくさ)
- シルクロード経由で中国から伝わったとされる
- 緑地に白の唐草模様は獅子舞のかぶりものとして定着している
- 繁栄・長寿の吉祥紋
笹(ささ)
- 笹に雪が積もる様子を描いた「雪持笹」の文様は、雪の中で重みに耐えて青々とした葉を覗かせ、春には雪をふるい落とす再起の力を見て尊んだ事から生まれた
縞(しま)
- 平行な線で構成された代表的な文様
- バリエーション豊富で、一冊の本ができるほど種類がある
- 大名縞、子持ち縞、滝縞、竹縞、微塵縞など
花菱(はなびし)
- 平安時代に格子の中に唐花を配置して表したのが花菱の最初
- 貴族が愛した有識文様の一つ
金箔(きんぱく)
- 美術品や家具、工芸品など広くに利用された
- 箔をさらに小さくし、その箔が剥がれた様を破れ切り箔という
- 金箔や銀箔を散らして箔散らしとして使用されることが多い
鯉(こい)
- 龍門と呼ばれる急瀬を登り、やがて龍になると言われ、出世魚として古くから尊重されていた
団扇(うちわ)
- 中国から渡来し、平安時代から庶民も使い始めたというほど、生活に根付いた道具
- 夏の浴衣や訪問着に用いられることが多い
朝顔(あさがお)
- 平安時代に薬用として伝わり、江戸時代には観賞用として盛んに栽培された
- 浴衣などに用いられる夏の紋様
桐唐草(きりからくさ)
- よく鳳凰と共に表される文様。ここから平和の象徴としても用いられるようになった
- 桐唐草は最上に愛でたい桐と、長寿・繁栄の唐草を組み合わせた至上の吉祥紋
鶴(つる)
- 「鶴は先年、亀は万年」と言う様に長生きの象徴
- 品位のある吉祥紋様
蝶(ちょう)
- 奈良時代以来様々に紋様化されてきた
- 揚羽蝶は有職紋様の一つで平家ゆかりの家々の家紋として使用された
参考文献:
由来や込められた意味はこちらの書籍からお借りしました。
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